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masahiro初のソロアルバムとなる本作『a decade』は、往年のシンセサイザーの名機から、最新のソフトシンセまでを高次元で融合させた電子サウンドを基本に、メッセージ性の強い歌詞と個性豊かなボーカリストたちから生まれたオリジナリティ溢れる1枚。80's、90's、そして今の電子音楽を愛するmasahiroが、自身の音楽活動10周年の節目として制作。参加ミュージシャンはもちろん、CGクリエイター、デザイナーも実力派揃いの記念作品に相応しいアルバムに仕上がっている。 |
1997年からキャリアをスタートさせたmasahiroは、現在音楽制作においてミュージシャン、プロデューサー、エンジニアの3つの顔を持つ。本作のセルフプロデュースの中で、特に音響的なアプローチと歌詞の重要性を意識し、電子音楽の中に豊かな感情を織り込むことを目指した。そのバックボーンには、Rock、Techno、Popと共に、徹底したいわゆる「歌モノ」への拘りがあり、ジャンルを超えた音楽性と個性豊かなボーカリストたちとの間で、最適なアプローチを模索していった結果がこの『a decade』だ。多数のミュージシャンをサポートして きたmasahiroは、制作開始当初、このソロアルバムの楽曲を敢えて自分ひとりで完結させるつもりだったが、企画の構想を発表したところ、多くのミュージシャンが参加に名乗りを上げてくれた為、制作の方針を変更し、歌モノをメインにすることを選択した。その結果、masahiroが表現する世界は広がり、変化し、高まって、この特別なアルバムは完成した。
